詩、ことば、文学

「いよなん」のこと②

9月8日  「いよなん」のメンバーが、新メンバーの紹介記事の一環として、僕のことを書いてくれた。 素直に嬉しい。仲間がいるってこういうことなんだな。  今年の春、「このグループに入れてもらえるかも」となってから、僕にとっての小説の季節が到来...
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「共感」を求める社会

8月31日  朝日新聞8月27日朝刊オピニオン欄の、小説家星野智幸の寄稿「言葉を消費されて」を読んだ。共感するところが多かった。星野は「ぼくが社会や政治について言葉にしてきたのは、共感する者同士の居場所を作るためではなく、境界をなくして少し...
詩、ことば、文学

「反戦」のコンテンツ

8月25日  小説家の柚木麻子が、朝日新聞に寄稿した「日常から消えた あの戦争」を読んだ。小説家が多少なりとも「政治的」発言をすることのリスクは、今日ではとても高いようだ。以前このコラムでも取り上げた李琴峰なども、「反日」などと中傷を受けて...
詩、ことば、文学

文学と性

たいそうなタイトルを付けたが、もちろん結論などない。気楽に読んでほしい。
詩、ことば、文学

「ニッポン」か「ニホン」か

7月23日  ヤフーニュースを見ていたら、国語辞典編纂者の飯間浩明が、X(旧ツイッター)で、「7月20日のテレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!!』で、『日本』の読みが『ニッポン』から『ニホン』になったのは〈せっかちな江戸っ子が早口で...
詩、ことば、文学

「いよなん」のこと

今まで一人でやってきた僕が、同人誌(合同誌)「いよなん」に参加することになった、という話。
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IT弱者、YouTubeを始める④

7月10日 新作の紹介。まずは昨日投稿したばかりの「向日葵(ひまわり)」という作品。  説明文にも書いたが、結構ダークな歌詞である。カミュの「異邦人」で、主人公のムルソーが殺人を犯した理由を「太陽のせい」とうそぶく。それをもじって「向日葵の...
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死刑存廃論争

7月8日  昨日の朝日新聞GLOBEに、「EU各国は死刑を廃止、日本と埋まらぬ溝」と題する意見記事が載っていた。ストレートな書きぶりに驚いた。筆者のサンドラ・ヘフェリンは日独混血のコラムニストだ。日本人の記者なら炎上を恐れてこんなに直裁には...
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「女性減って自治体消滅」?

6月28日  少し前のことだが、朝日新聞の「耕論」が「女性減って自治体消滅?」という題で、「人口戦略会議」のレポートについて論じていた。「若年女性」人口の減少によって消滅可能性のある地方自治体が全国に744あるという。 この、「自治体消滅」...
詩、ことば、文学

葬式饅頭の歌

「葬式饅頭でっかいそうだ」という歌の「元歌」が、阪田寛夫の詩であるという説がネットで流布されているが、これは誤りだ。