旅、人物

昭和記念公園

10月18日  秋晴れというにはやや気温が高い一日、国営昭和記念公園に行った。 コスモスを見に行ったのである。それなりに人は多いが、とにかく広い。そして最近では意外なほど外国人客がいなかった。10年ほど前に「ひたちなか海浜公園」にコキアを見...
未分類

気になる言葉「ナイーブ」

9月29日  8月31日の投稿で、小説家星野智幸の寄稿を紹介した。現代の日本が「あらゆる発言が攻撃できるか感動できるかで消費される状態」になっていることを嘆く星野に対して、ジャーナリストの安田峰俊が「ナイーブ」と断じたと書いている。 この「...
音楽、絵画、ドラマ

「眠る人」~YouTube

9月26日  新作の紹介。  この「眠る人」という詩は、中井英夫の「眠る人への哀歌」にインスパイアされたものであることは間違いないが、原詩の清澄さには遥かに及ぶべくもない。前に紹介した「物語」という詩のテーマである、「未だ出会わざる別れ」も...
詩、ことば、文学

「いよなん」のこと②

9月8日  「いよなん」のメンバーが、新メンバーの紹介記事の一環として、僕のことを書いてくれた。 素直に嬉しい。仲間がいるってこういうことなんだな。  今年の春、「このグループに入れてもらえるかも」となってから、僕にとっての小説の季節が到来...
食、趣味、その他

「共感」を求める社会

8月31日  朝日新聞8月27日朝刊オピニオン欄の、小説家星野智幸の寄稿「言葉を消費されて」を読んだ。共感するところが多かった。星野は「ぼくが社会や政治について言葉にしてきたのは、共感する者同士の居場所を作るためではなく、境界をなくして少し...
詩、ことば、文学

「反戦」のコンテンツ

8月25日  小説家の柚木麻子が、朝日新聞に寄稿した「日常から消えた あの戦争」を読んだ。小説家が多少なりとも「政治的」発言をすることのリスクは、今日ではとても高いようだ。以前このコラムでも取り上げた李琴峰なども、「反日」などと中傷を受けて...
詩、ことば、文学

文学と性

たいそうなタイトルを付けたが、もちろん結論などない。気楽に読んでほしい。
詩、ことば、文学

「ニッポン」か「ニホン」か

7月23日  ヤフーニュースを見ていたら、国語辞典編纂者の飯間浩明が、X(旧ツイッター)で、「7月20日のテレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!!』で、『日本』の読みが『ニッポン』から『ニホン』になったのは〈せっかちな江戸っ子が早口で...
詩、ことば、文学

「いよなん」のこと

今まで一人でやってきた僕が、同人誌(合同誌)「いよなん」に参加することになった、という話。
食、趣味、その他

IT弱者、YouTubeを始める④

7月10日 新作の紹介。まずは昨日投稿したばかりの「向日葵(ひまわり)」という作品。  説明文にも書いたが、結構ダークな歌詞である。カミュの「異邦人」で、主人公のムルソーが殺人を犯した理由を「太陽のせい」とうそぶく。それをもじって「向日葵の...