未分類 気になる言葉「ナイーブ」 9月29日 8月31日の投稿で、小説家星野智幸の寄稿を紹介した。現代の日本が「あらゆる発言が攻撃できるか感動できるかで消費される状態」になっていることを嘆く星野に対して、ジャーナリストの安田峰俊が「ナイーブ」と断じたと書いている。 この「... 2024.09.29 未分類
音楽、絵画、ドラマ 「眠る人」~YouTube 9月26日 新作の紹介。 この「眠る人」という詩は、中井英夫の「眠る人への哀歌」にインスパイアされたものであることは間違いないが、原詩の清澄さには遥かに及ぶべくもない。前に紹介した「物語」という詩のテーマである、「未だ出会わざる別れ」も... 2024.09.26 音楽、絵画、ドラマ
詩、ことば、文学 「いよなん」のこと② 9月8日 「いよなん」のメンバーが、新メンバーの紹介記事の一環として、僕のことを書いてくれた。 素直に嬉しい。仲間がいるってこういうことなんだな。 今年の春、「このグループに入れてもらえるかも」となってから、僕にとっての小説の季節が到来... 2024.09.08 詩、ことば、文学
食、趣味、その他 「共感」を求める社会 8月31日 朝日新聞8月27日朝刊オピニオン欄の、小説家星野智幸の寄稿「言葉を消費されて」を読んだ。共感するところが多かった。星野は「ぼくが社会や政治について言葉にしてきたのは、共感する者同士の居場所を作るためではなく、境界をなくして少し... 2024.08.31 食、趣味、その他
詩、ことば、文学 「反戦」のコンテンツ 8月25日 小説家の柚木麻子が、朝日新聞に寄稿した「日常から消えた あの戦争」を読んだ。小説家が多少なりとも「政治的」発言をすることのリスクは、今日ではとても高いようだ。以前このコラムでも取り上げた李琴峰なども、「反日」などと中傷を受けて... 2024.08.25 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「ニッポン」か「ニホン」か 7月23日 ヤフーニュースを見ていたら、国語辞典編纂者の飯間浩明が、X(旧ツイッター)で、「7月20日のテレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!!』で、『日本』の読みが『ニッポン』から『ニホン』になったのは〈せっかちな江戸っ子が早口で... 2024.07.23 詩、ことば、文学
食、趣味、その他 IT弱者、YouTubeを始める④ 7月10日 新作の紹介。まずは昨日投稿したばかりの「向日葵(ひまわり)」という作品。 説明文にも書いたが、結構ダークな歌詞である。カミュの「異邦人」で、主人公のムルソーが殺人を犯した理由を「太陽のせい」とうそぶく。それをもじって「向日葵の... 2024.07.10 食、趣味、その他
食、趣味、その他 死刑存廃論争 7月8日 昨日の朝日新聞GLOBEに、「EU各国は死刑を廃止、日本と埋まらぬ溝」と題する意見記事が載っていた。ストレートな書きぶりに驚いた。筆者のサンドラ・ヘフェリンは日独混血のコラムニストだ。日本人の記者なら炎上を恐れてこんなに直裁には... 2024.07.08 食、趣味、その他