歴史、古文書 古文書の季節 10月30日 川崎市公文書館の「中級古文書講座」に通っている。武蔵小杉にある川崎市生涯学習センターで、毎週土曜全四回行われるもので、次回11月2日が最終回だ。「川崎宿・幕末『御用留』を読む」というタイトルで、川崎宿の役人惣代を務めていた森五... 2024.10.30 歴史、古文書
歴史、古文書 「象徴」とは何か 3月24日 少し前の話だが、3月13日の朝日新聞のオピニオン欄に、「象徴天皇制を問い直す」と題する意見記事が載った。政治学者の原武史に記者がインタビューしてまとめたものである。メディアでの発言が「おおかた無難に編集されてしまう」という原が「... 2024.03.24 歴史、古文書詩、ことば、文学
歴史、古文書 気になる言葉「復興」 3月12日 古文書を読んでいると「修覆」という言葉に出会うことがある。「修復」と同じなのだが、「修覆」の表記が圧倒的に多い。災害などで破損した建物をもとの状態に戻すことである。寺のお堂などが被災した際、「修覆」費用を調達するための「出開帳」... 2024.03.12 歴史、古文書食、趣味、その他
歴史、古文書 歴史とは何か、または「民主主義の行方」 12月30日 少し前のことだが、朝日新聞の「異論のススメ・進むべき道が見えなくなった 佐伯啓思さんが考える日本の現在地」という記事を読んだ(12月16日)。佐伯は山本七平を引用しながら、概略次のようなことを述べていた。 日本は1945年の8... 2023.12.30 歴史、古文書
歴史、古文書 「帝銀事件と日本の秘密戦」 7月29日 今、音訳に取り組んでいるのは、「帝銀事件と日本の秘密戦」(山田朗著)という本である。この本では帝銀事件の捜査にあたった、甲斐文助捜査一課係長の「捜査手記」からの引用を中心に考察しているのだが、これを読んで731部隊や登戸研究所以... 2023.07.29 歴史、古文書
歴史、古文書 「世界は五反田から始まった」を読む 2月19日 この本を読む気になったのは、もちろん評判がいいからだが、もともと「五反田」という土地には愛着があった。著者言うところの「大五反田」(五反田駅を中心に半径2kmの円内)にある学校に十年ほど勤務していたし、円のすぐ外側の学校にも長く... 2023.02.19 歴史、古文書
歴史、古文書 「新しい戦前」 1月24日 タモリが、今年は「新しい戦前になる」と言った。僕は見ていないが、報道によれば昨年末の「徹子の部屋」で、来年はどんな年になるかという問いにそう答えたのだという。司会の黒柳徹子はそれ以上質問せず、タモリもそれ以上は何も言わなかったと... 2023.01.24 歴史、古文書
歴史、古文書 埼玉県の「悲劇」 8月1日 先日、久しぶりに電車に乗っていると、若い男の子たちが話している声が聞こえてきた。埼玉県と千葉県のどちらが上かと言いあっているようだ。TVの「ケンミンショー」などでよくやってるやつだ。曰く、千葉にはディズニーランドがある、国際空港も... 2022.08.01 歴史、古文書