言葉と文学、とりわけ「詩」
いよなんのこと③ 文学フリマまで二週間
11月17日 12月1日の「文学フリマ東京39」まではや2週間となった(12月1日(日)12時~17時 東京ビッグサイト)。 当日販売する「いよなん2号」の準備は着々と進んでいる。ここまで、10月1日第一次原稿締め切り、10月5日合評会...
「いよなん」のこと②
9月8日 「いよなん」のメンバーが、新メンバーの紹介記事の一環として、僕のことを書いてくれた。 素直に嬉しい。仲間がいるってこういうことなんだな。 今年の春、「このグループに入れてもらえるかも」となってから、僕にとっての小説の季節が到来...
「反戦」のコンテンツ
8月25日 小説家の柚木麻子が、朝日新聞に寄稿した「日常から消えた あの戦争」を読んだ。小説家が多少なりとも「政治的」発言をすることのリスクは、今日ではとても高いようだ。以前このコラムでも取り上げた李琴峰なども、「反日」などと中傷を受けて...
文学と性
たいそうなタイトルを付けたが、もちろん結論などない。気楽に読んでほしい。
「ニッポン」か「ニホン」か
7月23日 ヤフーニュースを見ていたら、国語辞典編纂者の飯間浩明が、X(旧ツイッター)で、「7月20日のテレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!!』で、『日本』の読みが『ニッポン』から『ニホン』になったのは〈せっかちな江戸っ子が早口で...
「いよなん」のこと
今まで一人でやってきた僕が、同人誌(合同誌)「いよなん」に参加することになった、という話。
葬式饅頭の歌
「葬式饅頭でっかいそうだ」という歌の「元歌」が、阪田寛夫の詩であるという説がネットで流布されているが、これは誤りだ。
気になる言葉「ふと」
5月18日 この「ふと」は、副詞の「ふと」。「ふと空を見上げた」「ふとした瞬間」などと使われる「ふと」である。広辞苑(七版)によれば、「(「不図」は当て字)➀たちまち。急に。(用例略)②たやすく。すばやく。(用例略)③急に思いついて。ひょ...
「谷川俊太郎 未来を生きる人たちへ」
4月30日 4月28日から30日の朝日新聞朝刊の文化欄に三日連続で、「谷川俊太郎 未来を生きる人たちへ」というインタビュー記事が載っている。また、より詳しいインタビュー全文が、WEB版朝日新聞デジタル「プレミアムA」で公開されている。同じ...
紫式部の実像
4月18日 「光る君へ」については、もう五回も書いたので、これで打ち止めという事で、過去に書いたことと重複する部分もあるがご容赦いただきたい。僕はこのドラマを大変楽しんでいるが、ここに描かれた紫式部は実物とはかなり違うと言わざるを得ない。...