2022-02

音楽、絵画、ドラマ

ゴジラと皇室

2月28日  ゴジラは何故皇居を破壊しないのかを大マジメに論じた人たちがいる。赤坂憲雄は、ゴジラは第二次大戦で南洋で死んだ兵士たちへの鎮魂歌だという川本三郎のエッセイを引用しながら、「川本はそこで、皇居を前にしたゴジラが突然まわれ右をして海...
詩、ことば、文学

「一億総中流」という時代

2月23日  三、四年ほど前、1937年に書かれた吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」という少年少女向けの啓蒙書が、突然注目された。もっとも、よく売れたのは漫画版のほうで、僕は読んでいない。この作品についてはずいぶん賛否が分かれたようだが、...
詩、ことば、文学

「ぼく」 谷川俊太郎と「死の絵本」

ETVで、一つの絵本が作られる過程を丁寧に追ったドキュメンタリーを見た。子どもの自死をテーマに詩人・谷川俊太郎が言葉を寄せた絵本である。「ぼくは しんだ じぶんで しんだ」だが、その理由は決して語られない。
詩、ことば、文学

「のろわれた沼の秘密」②

子どもの頃読んで大好きだった本の原書を手に入れることが出来た。情報通信技術の発達に改めて感慨を覚えた。
歴史、古文書

作られた伝統

恵方巻、神社の参拝ルール、江戸しぐさ、パワースポットに御朱印帳など。もっともらしく作られたニセの伝統について。