2021-12

歴史、古文書

「士農工商」は、制度ではなくイデオロギー

身分の序列を意味する、制度としての「士農工商」は、実体として存在はせず、あくまで儒学者たちが唱えたイデオロギーだった。近代以降の教育で、明治新政府の「四民平等」を称揚する際に、対立概念として強調され、広まったのである。
食、趣味、その他

占星術への疑義

星占いの星座は、黄道を30度ずつ、12等分している上、起点である春分点が作られた当時から移動しているため、実際の星座からはズレてしまっている。
音楽、絵画、ドラマ

ゴジラは観音崎に初上陸していない

12月20日  横須賀市の「くりはま花の里」に巨大なゴジラの滑り台があり、この時期はライトアップもされている。東宝の映画スタッフが建設にかかわったという話もあり、なかなかよく出来ている。なぜここにゴジラ像があるのかというと、5キロほど離れた...
食、趣味、その他

余は如何にしてIT弱者となりしか

親指シフトは最高の日本語入力ツールだった。MDもお洒落だった。このこだわりが僕をIT弱者にしていた。
詩、ことば、文学

福永武彦と信仰

池澤夏樹「また会う日まで」は小説か史実か。父福永武彦の出生の秘密とは。福永のキリスト教観とは。
食、趣味、その他

IT弱者がブログを始めると

IT弱者がブログを始める苦労。
食、趣味、その他

「親ガチャ」・宿命観

12月2日  「宿命」と聞くと、頭の中に菅野光亮作曲のピアノ協奏曲が鳴り響き、海辺を歩く遍路姿の二人が浮かぶ。そんなことを思いながらページを繰ると、いきなり「『宿命ってなにかしら?』『生まれてきたこと、生きているということかもしれない』~映...