歴史、古文書

気になる言葉「復興」

3月12日  古文書を読んでいると「修覆」という言葉に出会うことがある。「修復」と同じなのだが、「修覆」の表記が圧倒的に多い。災害などで破損した建物をもとの状態に戻すことである。寺のお堂などが被災した際、「修覆」費用を調達するための「出開帳...
音楽、絵画、ドラマ

大正浪漫三部作 ~とりわけ「ツィゴイネルワイゼン」

2月22日  昨年は鈴木清順の生誕百年だったということで、代表作の「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」「夢二」が4K修復された。大正浪漫三部作などと呼ばれているらしい。それが日本映画専門チャンネルで放映されたのを見た。前二作は封切り時に観てい...
詩、ことば、文学

「光る君へ」と源氏トリビア③

2月14日  ドラマは第6回にして、清少納言(演‐ファーストサマーウイカ)が登場した。 僕は現役教員時代、真ん中に一条天皇、両脇に二重線を伸ばして中宮定子と中宮彰子、定子から線をのばして清少納言、彰子からは紫式部、という「相関図」を書いて関...
食、趣味、その他

我が幼少時代の悪食(あくじき)

2月14日(水)  ブロッコリーが「指定野菜」になるというニュースを見て、僕(1961年生まれ)が初めてブロッコリーを食べたのがいつだったか考えたのだが、いっこうに思い出せない。今では毎日のように食べている食材なのだが、少なくとも小中学生の...
詩、ことば、文学

句読点嫌いと「マルハラ」

2月10日  句読点(くとうてん)とは日本語の「テンマル」のことだが、凹凸(おうとつ)とデコボコ同様に対応がねじれているためか、勘違いして覚えている人が結構いるようだ。勿論句点がマル、読点がテンが正しい。 「音訳」をしている立場からすると、...
詩、ことば、文学

気になる言葉「私が○○したことに間違いありません」

2月8日  TVニュースの事件報道で、逮捕された被疑者が容疑を認めている場合に、「私が○○をしたことに間違いありません」という被疑者の供述が発表されることがよくある。ご丁寧にそこだけ声を変えて、被疑者が男性なら男性の声、女性なら女性の声で読...
詩、ことば、文学

「光る君へ」と源氏トリビア②

1月25日  藤原道兼による紫式部の母の殺害について、前回の投稿で「当時の貴族にとって死は『汚れ』であり、血を見ることは禁忌だった」はずだと指摘した。放送第二回で、道兼は父兼家からその点を追及され、結果として汚れ仕事を強要されることになる(...
詩、ことば、文学

「光る君へ」と源氏トリビア

1月13日  大河ドラマはもう何十年と見ていなかったが、紫式部の物語とあっては「自称・源氏読み」として見ないわけにゆかない。番宣番組や、源氏物語を特集した番組も含めて見てみることにした。 てっきり劇中劇のような形で源氏物語を入れるのだと思っ...
食、趣味、その他

IT弱者、YouTubeを始める。②

1月5日  その後、短い動画を三本投稿した。最初は「夏~空蝉」。  「夏」は、シンガーソングライターライト(SSWL)を使って最初に作った曲。元が非常に短い詩なので1分にも満たない長さ。さすがにこれでは短すぎるので、二番目に作った「空蝉」と...
歴史、古文書

歴史とは何か、または「民主主義の行方」

12月30日  少し前のことだが、朝日新聞の「異論のススメ・進むべき道が見えなくなった 佐伯啓思さんが考える日本の現在地」という記事を読んだ(12月16日)。佐伯は山本七平を引用しながら、概略次のようなことを述べていた。 日本は1945年の...