「いよなん」のこと④ いよいよ明日「文フリ」

詩、ことば、文学

11月30日

 いよいよ明日、「文フリ」の本番である。僕もまだ実物の「いよなん2号」を手にしていないので楽しみだ。
前回も紹介したが、noteとXで僕の掲載作品も本文サンプルと共に紹介してもらっている。

【いよなん12/1新刊サンプル】秋田清『まれびと 彗星の夜 第一話』|いよなん🌙12/1文学フリマ東京39
みなさま、はじめまして。 あるいは、おひさしぶりです。 いよなん、でございます! 前回のnoteから『いよなん』第2号に掲載される作品のサンプルをあげておりますが、今回ももちろんあげますよ! (前回の記事をまだ読まれていない方は、↓からぜひ...
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 まあ、僕の作品は「正統派のファンタジー」ではないと思うが。

 僕は大学時代に友人たちと詩の同人誌を作っていたし、高校時代は文学部(僕の高校では文芸部ではなく『文学部』と言っていた)の部誌を作ったりしたが、文学部では謄写版印刷(いわゆるガリ版)だったし、大学時代のは一部出始めたばかりのワープロも使用したが大部分は手書き文字で、印刷と製本は業者に頼んだものの、エレクトロファクス印刷という、後のリソグラフの多少精度がいいヤツだった。今は比較的安価で美しい紙面を作ってくれる業者がたくさんある。コミケなどの同人誌文化のおかげだ。

 ところで、今日「いよなん」主催者の毛石氏(これは僕の早とちりで、実際は芦畑礫氏でした)が「モノコン2024 『新文芸誌「GOAT」刊行記念企画 GOAT×monogatary.com文学賞』」の二次選考を通ったというニュースを聞いた。彼女は小説やシナリオのコンテストに応募しまくっており、今年は日本放送作家協会の新人賞でも二次通過している。いよなんのメンバーには彼女の外にも、各種コンテストの一次二次を突破しているメンバーが多数いる。(毛石氏がNHKの二次を突破したのは本当だし。多くのメンバーがコンテストに応募しているのも事実です。訂正日時、2024・1208・1856)。僕はといえば、300枚ほどの長編小説をある文芸賞に応募したのだが、あえなく一次落選だった。一次くらいは通るだろうと楽観していたが甘かった。
 こうしたコンクールの常連たちは、ちゃんとそれぞれの賞の受賞作を読んだりして、「傾向と対策」を練っているようだが、僕は単に枚数だけ見て、たまたま書けた小説を受け入れてくれそうなところに応募しただけだ。テーマは自由だが、どちらかといえばエンタメ系の雑誌に、どちらかといえば純文ぽい作品を送ってしまったので、ミスマッチだったのかもしれない(と考えて自分を慰めている)。

 ともあれ、文フリは明日12時から17時まで東京ビッグサイトにて。「いよなん」のブースは、「ぬ21」です。今回は、創刊号の120ページの倍近い分量でパワーアップしています。シナリオセンター出身者のグループということもあり、前号はシナリオが3本ありましたが、今回は戯曲(舞台台本)1、エッセイ2で、あと9作は小説です。ラノベ風、SF風、純文風とバラエティーにも富んでいます。メンバーはこの文フリ39をもって一旦解散、次回40での第3号発行を目指して再結集・再起動します。

文学フリマ東京39 – 2024/12/1(日)
開催 2024年12月1日(日) 12:00〜17:00(最終入場16:55) 入場料 1,000円 出店 2306出店・2623ブース 会場 東京ビッグサイト 西3・4ホール  会場アクセス 目次 文学フリマ ...

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