詩、ことば、文学 「反戦」のコンテンツ 8月25日 小説家の柚木麻子が、朝日新聞に寄稿した「日常から消えた あの戦争」を読んだ。小説家が多少なりとも「政治的」発言をすることのリスクは、今日ではとても高いようだ。以前このコラムでも取り上げた李琴峰なども、「反日」などと中傷を受けてい... 2024.08.25 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「ニッポン」か「ニホン」か 7月23日 ヤフーニュースを見ていたら、国語辞典編纂者の飯間浩明が、X(旧ツイッター)で、「7月20日のテレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!!』で、『日本』の読みが『ニッポン』から『ニホン』になったのは〈せっかちな江戸っ子が早口で話... 2024.07.23 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 気になる言葉「ふと」 5月18日 この「ふと」は、副詞の「ふと」。「ふと空を見上げた」「ふとした瞬間」などと使われる「ふと」である。広辞苑(七版)によれば、「(「不図」は当て字)➀たちまち。急に。(用例略)②たやすく。すばやく。(用例略)③急に思いついて。ひょっ... 2024.05.18 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「谷川俊太郎 未来を生きる人たちへ」 4月30日 4月28日から30日の朝日新聞朝刊の文化欄に三日連続で、「谷川俊太郎 未来を生きる人たちへ」というインタビュー記事が載っている。また、より詳しいインタビュー全文が、WEB版朝日新聞デジタル「プレミアムA」で公開されている。同じよ... 2024.04.30 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 紫式部の実像 4月18日 「光る君へ」については、もう五回も書いたので、これで打ち止めという事で、過去に書いたことと重複する部分もあるがご容赦いただきたい。僕はこのドラマを大変楽しんでいるが、ここに描かれた紫式部は実物とはかなり違うと言わざるを得ない。そ... 2024.04.18 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「光る君へ」と源氏トリビア⑤ 3月28日 (ネタバレ)「寛和の変」の後はしばらく大きな政変もなく、どうやってつなぐのだろうと思っていたが、やはりこの脚本家(大石静)はただものではないというか、いろいろな小技を仕掛けてきた。なんといっても一条天皇即位式の「生首」。以前この... 2024.03.28 詩、ことば、文学音楽、絵画、ドラマ
歴史、古文書 「象徴」とは何か 3月24日 少し前の話だが、3月13日の朝日新聞のオピニオン欄に、「象徴天皇制を問い直す」と題する意見記事が載った。政治学者の原武史に記者がインタビューしてまとめたものである。メディアでの発言が「おおかた無難に編集されてしまう」という原が「... 2024.03.24 歴史、古文書詩、ことば、文学