IT弱者がブログを始めると

食、趣味、その他

12月11日

 今回から、このブログにCocoonというテーマ(デザインテンプレート)を導入し、だいぶサイトらしく(?)なった。それにしてもここまで長かった。ちょっと振り返ってみる。
 最初の投稿「前口上」の記事の日付は6月23日だが、実際に投稿されたのは8月24日、この期間は、ブログを思い立ってから実際に始めるまでの時間だ。なぜこんなに時間がかかったのかと言えば、僕がIT弱者だからということに尽きる。パソコンとスマホを持ってはいるが、アマゾンでの買い物とグーグル検索、後はLineくらいしか使っていない。早くに退職したせいもあるが、ZOOMも使ったことはないし、文書をPDF化することもできない。アカウントという言葉を見ただけでどきりとしてしまうくらい。
 書店で「世界一やさしいブログ×YouTubeの教科書1年生」なる本を買って来た。YouTubeをやる気はないが、とりあえずブログの開設方法が書いてある本はこれだけだったから。最初は読んでもちんぷんかんぷんだったから、わからない部分はネット等で調べた。そして8月24日、満を持してブログ開設の作業を始める。まず独自ドメインの取得。これは欲しいドメインを見つけてカートに入れるだけ、ネットショッピングと変わらないので簡単だ。次にレンタルサーバーの契約。いくつかある中でエックスサーバーを選んだ。ドメインとサーバーの関連付けがやや面倒だが、それもなんとか終え、いよいよサーバーにワードプレスをインストールする。その後、ワードプレスの管理画面にログインするのだが、テキストには当たり前のように載っている、認証画面の出し方がわからない。

 よくしたもので調べるとネット上にちゃんと出ていた。サーバーパネルの「簡単インストール」からブログの管理画面に入るのである。これではシロウトの僕は、またインストールし直すのかと思ってしまう(もちろん管理画面のURLを登録しておけば、いちいちサーバーパネルを経由しなくても認証画面を呼び出せる)。
 やっと、ワードプレスのダッシュボードと呼ばれる管理画面にたどり着いた。だが、ワードプレス側のSSL設定(アドレスをhttpsに変える)をした途端、エラーメッセージが出て止まってしまった。再度ログインしようとすると、URLの移行途中の可能性があるのでお待ちくださいとのメッセージ。この日はここまでにする。
 翌日(25日)、再度ログインしようとするが昨日と同様のメッセージが出て先に進めない。思い余ってエックスサーバーのお客さまセンターに電話する。応対に出た女性が調べてくれ、サーバー側のSSL化がされていないのが原因と分かる。慌ててサーバー側でSSL化の作業をする。なんと昨日は、「眺めただけ」で肝心の確定をしていなかったのだった、とほほ。改めてログインして、細かい設定をし、サンプル記事を書き替えて、最初の投稿をする。

 翌日(26日)、書き溜めていた記事を全部一気に投稿した。が、またも問題発生。なぜかドラッグアンドドロップで画像が貼り付けられないのだ。ワードプレスの使い方を全く勉強していなかったことに気づき、書店で「できるワードプレス」を購入。
 30日、テキストを見ながらブログに画像を張ってみる。やはりうまくいかないので、テキストの無料サポートに電話を掛けると、画像が重すぎるのが原因と分かる。Windowsのペイントを使った画像圧縮の仕方も教わり、その通りやってみると簡単にできるようになった。
 その後も、細かいことはいろいろあった。投稿者名を変更せず、初期設定のままにしていたため、しばらくの間僕のメールアドレスになっていたり、スマホで撮った写真をそのまま張り付けていたので、位置情報などの個人情報がそのまま残っていたり…(今はもちろん変えている)。

Cocoonがインストールできない

 今回のテーマ変更もすんなりとはいかなかった。Cocoonテーマをダウンロードして、いざインストールしようとすると、「申し訳ございません。このページに到達できません。✕✕✕のWebページに問題が発生しているか、新しいアドレスに完全に移動された可能性があります」というメッセージが出て止まってしまう。調べたが同じ報告例は見つからず、エックスサーバーに問い合わせてもサイトに不具合はないとのこと。ブラウザのキャッシュをクリアするよう言われてやってみたが結果は同じ。途方に暮れていたのだが、ふと子テーマがインストールされていることに気づいた。何度か試みるなかで間違えて子テーマを先にインストールしていたのだ。子テーマがインストールできているなら、やはりサイトの問題ではない。Zipファイルの容量が大きすぎるせいかも知れないと思い、「低サイズ版(要自動アップデート)」で試してみると、今度はすんなりインストールできたのであった。
それにしても、僕はいつからこんなに「IT弱者」になってしまったのだろう。若い頃はずっと時代の先端を行っているつもりだったのに…(この項続く)。

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