酔生夢死

歴史、古文書

埼玉県の「悲劇」

8月1日 先日、久しぶりに電車に乗っていると、若い男の子たちが話している声が聞こえてきた。埼玉県と千葉県のどちらが上かと言いあっているようだ。TVの「ケンミンショー」などでよくやってるやつだ。曰く、千葉にはディズニーランドがある、国際空港も...
詩、ことば、文学

気になる言葉「ひよる」

7月28日 TVのCMを見ていたら、アニメのキャラクター風の男が「この中にヒヨってるヤツいるー、いねえよなあ」と言っているのを聞いて驚いた、そして何とも言えない違和感を覚えた。この「ヒヨる」という言葉は、僕の知っているあの「ヒヨる」と同じな...
詩、ことば、文学

ミステリーというパラレルワールド③ ~ある読書の思い出

7月21日 ミステリー小説やドラマについて書いているうちに、二十何年も前に読んだ(題名も忘れたが)本のことを思い出した。当時よく通っていた飲み屋の「ママ」が、ちょうど読み終えた文庫本をくれたのである。何かの時に、僕がミステリー好きだと言った...
音楽、絵画、ドラマ

ドキュメンタリードラマ「あの胸が岬のように遠かった」

7月14日 以前録画したまま見ていなかったドキュメンタリードラマ「あの胸が岬のように遠かった~河野裕子と生きた青春~」を見た。歌人の永田和宏が、妻で同じく歌人の河野裕子の没後、10年間も封印していた彼女の若い頃の日記と、残された書簡をもとに...
音楽、絵画、ドラマ

1971年の「潮騒」

三島由紀夫の「潮騒」は5回映画化されているが、71年の森谷司郎監督版は異色である。無名の俳優を使い、原作に可能な限り忠実に作られているのだ。
詩、ことば、文学

「詩集 無名 その他」

僕の二冊目の詩集が出来上がりました。宣伝です。
詩、ことば、文学

ミステリーというパラレルワールド② ~「叙述トリック」への怨嗟

最近の日本の「本格ミステリ」には、「叙述トリック」が多すぎると思う。創始者でもあるクリスティーが、「生涯一度しか使えない」と語ったものなのだが…。
詩、ことば、文学

川端康成の浅草

川端康成が描いた昭和初期の浅草は、皮肉にも震災と大空襲のはざまの短い命だった。
音楽、絵画、ドラマ

ミステリーというパラレルワールド

ミステリードラマにおける殺人動機の多くは、家族や恋人などを殺されたことに対する「復讐」である。だが、現実の世界で、そのような犯罪が実際に行われたという話を聞いたことがない。
詩、ことば、文学

気になる言葉「よさげ」

最近よく聞く「よさげ」という言葉。これは文法的に正しいのだろうか。