音楽、絵画、ドラマ

音楽、絵画、ドラマ

ドラマ「雪国 Snow Country」

4月21日 BSNHKのドラマ「雪国 Snow Country」を見た。原作は言わずと知れた川端康成の代表作である。冒頭、「現在では配慮すべき用語」が使われているという注意書きが出る。本当は配慮すべきは用語だけではないのだろう。主人公の島村...
音楽、絵画、ドラマ

音楽

音楽は芸術の中でも最も優位性を持ったものだと思うが、「言語」同様人間が世界を理解するために創り上げた営みである。「音楽」が違えば世界の見え方も変わる。それは他の文化と同じである。
音楽、絵画、ドラマ

ウルトラセブン 最終回

3月7日 日曜日の朝、BSNHKでウルトラセブンの最終回を、何十年ぶりかで見た。好きな実相寺昭雄の作品や、「ノンマルトの使者」などはDVDでも持っていて、何回も見ている。「セブン」に限らず円谷作品は、一本ずつの独立性が高く、出来不出来の差も...
音楽、絵画、ドラマ

ゴジラと皇室

2月28日 ゴジラは何故皇居を破壊しないのかを大マジメに論じた人たちがいる。赤坂憲雄は、ゴジラは第二次大戦で南洋で死んだ兵士たちへの鎮魂歌だという川本三郎のエッセイを引用しながら、「川本はそこで、皇居を前にしたゴジラが突然まわれ右をして海へ...
詩、ことば、文学

「悪魔の手毬唄」考③

映画をベースにして改変を重ねた結果、原作とはかけ離れてしまったドラマが多い。これから読む人は、先入観を持たすに向き合ってみてほしい。
詩、ことば、文学

「悪魔の手毬唄」考②

市川崑による映画は名作だが、原作とはかなりテイストが違う。犯人を悲劇の主人公にするために結末を大きく改変しているのだ。
詩、ことば、文学

「悪魔の手毬唄」考①

「悪魔の手毬唄」の魅力は、美しい山村の風景と風物にある。市川崑の映画がそのイメージを変えてしまった。
音楽、絵画、ドラマ

ゴジラは観音崎に初上陸していない

12月20日 横須賀市の「くりはま花の里」に巨大なゴジラの滑り台があり、この時期はライトアップもされている。東宝の映画スタッフが建設にかかわったという話もあり、なかなかよく出来ている。なぜここにゴジラ像があるのかというと、5キロほど離れた同...
音楽、絵画、ドラマ

76年の「犬神家」

11月16日 13日の朝日新聞BEに、金田一シリーズの人気ランキングが出ていて、一位は「犬神家の一族」であった。個人的にはそこまでの傑作とは思わないのだが、やはり1976年に大ヒットした映画の影響が大きいのだろう。「獄門島」や「八つ墓村」そ...
音楽、絵画、ドラマ

すぎやまこういちの功績

10月8日 すぎやまこういちが亡くなった。九十歳という年齢を考えれば仕方ないとも思うが、やはりショックである。9月26日の投稿で、「近年ではドラクエの音楽と右翼的な発言ばかりで有名になっている」と書いたが、予想通り、ネットニュースのコメント...