詩、ことば、文学 川端康成の“BL作品”「少年」 川端康成の「知られざるBL小説」『少年』が没後50年を機に文庫化され、版を重ねているという。さっそく読んでみた。 2022.05.22 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 李琴峰「生を祝う」 4月10日 李琴峰の「生を祝う」を読んだ。前に同じ作者の、「彼岸花が咲く島」を読んだのは、これが芥川賞受賞作だったから。こういうとミーハー(死語?)っぽいが、生の時間は短く、読める本は限られている。書店がそもそも少なくなり(最寄り駅の駅前に... 2022.04.10 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「ぼく」 谷川俊太郎と「死の絵本」追加 3月29日 3月16日の朝日新聞「声」欄は、「死を思うことは 恐ろしいけれど」という中学生からの投稿に対する反響を特集していた。年齢も性別も様々な人々が、死に対する考えを語っている中に谷川俊太郎のインタビューもあった。谷川が子どもの自死を... 2022.03.29 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 奇想と妄想 ポオの世界② 奇想の蒐集家 3月25日 「100分de名著」の冒頭で、伊集院氏が「ポーと言えば、推理小説だと思っていた」という趣旨のことを語っていた。次回のテーマが「モルグ街の殺人」なのでそこで話題になるかもしれないが、ポオが遺した推理小説は短編5編と... 2022.03.25 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 奇想と妄想 ポオの世界 エドガー・アラン・ポーは神格化され、なかば伝説上の人物のように扱われることもあるが、実像は違うのではないか。ETVの「100分de名著」を参考に考えてみたい。 2022.03.15 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 やさしい人 3月15日 兄が66才で亡くなって一年になる。実家で一人暮らしの兄とは、コロナ以来会っていなかったが、定期的に電話はしていた。昨年の3月15日、柏警察署から電話があったときは交通事故かと思った。それが自宅で亡くなっていたと。2月に電話した... 2022.03.15 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「一億総中流」という時代 2月23日 三、四年ほど前、1937年に書かれた吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」という少年少女向けの啓蒙書が、突然注目された。もっとも、よく売れたのは漫画版のほうで、僕は読んでいない。この作品についてはずいぶん賛否が分かれたようだが、... 2022.02.23 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「ぼく」 谷川俊太郎と「死の絵本」 ETVで、一つの絵本が作られる過程を丁寧に追ったドキュメンタリーを見た。子どもの自死をテーマに詩人・谷川俊太郎が言葉を寄せた絵本である。「ぼくは しんだ じぶんで しんだ」だが、その理由は決して語られない。 2022.02.19 詩、ことば、文学