詩、ことば、文学 「悪魔の手毬唄」考③ 映画をベースにして改変を重ねた結果、原作とはかけ離れてしまったドラマが多い。これから読む人は、先入観を持たすに向き合ってみてほしい。 2022.01.26 詩、ことば、文学音楽、絵画、ドラマ
詩、ことば、文学 「悪魔の手毬唄」考② 市川崑による映画は名作だが、原作とはかなりテイストが違う。犯人を悲劇の主人公にするために結末を大きく改変しているのだ。 2022.01.23 詩、ことば、文学音楽、絵画、ドラマ
詩、ことば、文学 暮らしの中の関西弁 11月26日 川上未映子の(特に初期の)ものなどを読んでいると、関西弁のアドヴァンテージというものを感じる。町田康訳の「宇治拾遺物語」(池澤夏樹編集の日本文学全集で読める)など、むっさしょーむなくて抱腹絶倒。だが、もちろんこれらは使い手の... 2021.11.26 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「のろわれた沼の秘密」 11月3日 小学校一年で読んで、大袈裟に言えば僕の生涯の一冊になった本。ホイットニー作・白木茂訳・三輪しげる絵。ニューヨークで暮らしていた13歳の少女スーザンが、避暑地の町でひと夏を過ごす。病気の父の転地療養のために父の故郷であるこの町に... 2021.11.03 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「52ヘルツのクジラたち」は、完全なるキャラクター小説 9月12日 評判のいい小説なので読んでみた。評判通り面白かったし、感動もした。そして思った、これは完全なるキャラクター小説(僕の造語。登場人物がすべてキャラクター設定され、その枠内だけで行動する小説)だと。 授業で漱石の「こころ」をやると... 2021.09.12 詩、ことば、文学
詩、ことば、文学 「鬼滅の刃」というタイトル 9月8日 最初に断っておくが、僕はこの作品を、映画・TVアニメ・漫画のどれ一つも全く見たことがない。だから当然、作品の内容をあげつらうつもりはない。ここで話題にしたいのは「鬼滅の刃」というタイトルについてである。いやむしろ、「鬼滅」という... 2021.09.08 詩、ことば、文学