詩、ことば、文学

一人称単数の代名詞

英語など多くの言語には自分を表す「一人称単数」の代名詞は、基本一つしかないが、日本語には無数にある。そのことの意味を(少し)考えてみた。
詩、ことば、文学

「汝、星のごとく」を読む

10月11日 凪良ゆう著「汝、星のごとく」を読んだ。この著者の本を読むのは本屋大賞を取った「流浪の月」以来、二冊目である。前作でも感じたが、この人は文章が上手い。達意の文で、かゆいところに手が届くという感じで、しかも無駄がない。難解なところ...
詩、ことば、文学

バックラッシュ

10月6日 9月29日の朝日新聞論壇時評「進まぬ性教育 知識こそ性加害減らす手段」で、東大大学院教授の林香里が「日本の学習指導要領には『妊娠の経過は取り扱わない』という通称『はどめ規定』と呼ばれる特異な規定があり、学校では『性交』について教...
食、趣味、その他

目のはなし③ 白内障手術のその後

9月30日  8月30日に白内障の手術を受けて一か月が過ぎた。この間のことを振り返ってみる。手術翌日から3種類の目薬の点眼を開始。ガチフロ(抗菌剤)とリンデロン(消炎剤)は朝昼夕と就寝前の4回、ブロナック(消炎剤)は朝と就寝前の2回である。...
食、趣味、その他

耕さない

朝日新聞のthe GL0BEの記事「耕さない農業」を読んで考えたこと。
音楽、絵画、ドラマ

「歌麿 夢と知りせば」

実相寺昭雄「歌麿 夢と知りせば」を久しぶりにDVDで鑑賞。彼の最高傑作だと思う。
食、趣味、その他

目のはなし② 白内障手術のてんまつ

9月2日 8月30日、「老人性」白内障の手術を受けた。その三日前から、手術する右目の細菌繁殖を抑えるために、自宅で一日四回の点眼を開始。僕は目薬を点すのがどうにも苦手だ。刺激性のある売薬と違い、処方薬の目薬は本当に点せているのか心許ない。 ...
食、趣味、その他

ハートネットTV「#8月31日の夜に」を見て、思う

9月2日 「ハートネットTV 夏休みが終わっても #8月31日の夜に」という30分番組を視聴した。「ろうそくを買って…夏を無事に生き抜いたことを一人でささやかに祝うのだ」という18歳からの投稿の言葉で番組が始まる。明日から学校が再開されるタ...
音楽、絵画、ドラマ

ドラマ「ももさんと7人のパパゲーノ」を見る

8月25日 「パパゲーノ」という言葉は(恥ずかしながら)知らなかった。このドラマはNHKのポータルサイト「自殺と向き合う」に寄せられた投稿や取材をもとに制作されたもの。「パパゲーノ」とは「死にたい気持ちを抱えながら、その人なりの理由や考え方...
詩、ことば、文学

「ルポ 誰が国語力を殺すのか」を読む

8月19日 「ルポ 誰が国語力を殺すのか(石井光太著)」という本を読んだ。「少年犯罪から虐待家庭、不登校,引きこもりまで、現代の子どもたちが直面する様々な問題を取材してきた著者が、教育問題の深奥に迫る」とあっては(元)国語の教員として読まな...