音楽、絵画、ドラマ 76年の「犬神家」 11月16日 13日の朝日新聞BEに、金田一シリーズの人気ランキングが出ていて、一位は「犬神家の一族」であった。個人的にはそこまでの傑作とは思わないのだが、やはり1976年に大ヒットした映画の影響が大きいのだろう。「獄門島」や「八つ墓村」... 2021.11.16 音楽、絵画、ドラマ
歴史、古文書 「葛飾民」 11月11日 朝ドラの「おかえりモネ」をずっと見ていた。テーマを純化させるためなのだろう。やさぐれた人間など出てこない。みんな心に傷を持ちながら、真っ当でかつ優秀な人たちである。百音は三回で気象予報士試験に受かるし、未知もワカメの研究で成... 2021.11.11 歴史、古文書
詩、ことば、文学 「のろわれた沼の秘密」 11月3日 小学校一年で読んで、大袈裟に言えば僕の生涯の一冊になった本。ホイットニー作・白木茂訳・三輪しげる絵。ニューヨークで暮らしていた13歳の少女スーザンが、避暑地の町でひと夏を過ごす。病気の父の転地療養のために父の故郷であるこの町に... 2021.11.03 詩、ことば、文学
食、趣味、その他 「フレーム・バイ・フレーム方式」VS「テレシネ方式」 10月23日 (8ミリ映画再生計画続き) 御徒町の業者(A社とする)に頼んで8ミリをダビングしてもらったDVDとデータは、8月下旬に届いた。見てみると心配したほど傷や汚れはないが、色が記憶と違う。フィルムが褪色する一方で、僕の記憶の方は美... 2021.10.23 食、趣味、その他
食、趣味、その他 ライバルは「ショウ君」 10月17日 録音風景 緊急事態宣言が解除されたので、ヴォランティアを再開した。主に視覚に障碍がある人のために、本や資料を音読してデジタル録音した、「デイジー図書」を作る活動である。録音自体は在宅でもできるので、本来はコロナと関係なくでき... 2021.10.17 食、趣味、その他
音楽、絵画、ドラマ すぎやまこういちの功績 10月8日 すぎやまこういちが亡くなった。九十歳という年齢を考えれば仕方ないとも思うが、やはりショックである。9月26日の投稿で、「近年ではドラクエの音楽と右翼的な発言ばかりで有名になっている」と書いたが、予想通り、ネットニュースのコメン... 2021.10.08 音楽、絵画、ドラマ
歴史、古文書 仏教国・日本 10月3日 今年の秋のお彼岸は、まず義母の墓参。妻の家の墓は本牧の三渓園の近くにある。「お掃除代」という名の管理費、去年の分と合わせ一万二千円を支払った。前回来た時は古い卒塔婆がかなりボロボロになって残っていたが、それもきれいに取り払われて... 2021.10.03 歴史、古文書
音楽、絵画、ドラマ 作「編曲」家、筒美京平 9月26日 僕が筒美京平の名を初めて知ったのは、兄がジャガースの「マドモワゼル・ブルース」のシングル盤を買って来た時だと記憶しているが、そのジャケットに彼の名がどう記載されていたかまではさすがに覚えていない。ただ、筒美の名前の後には「作編... 2021.09.26 音楽、絵画、ドラマ
食、趣味、その他 ホームシアター再建 9月18日 今から22年前の1999年(前世紀だ)、清水の舞台から飛び降りる覚悟で(大袈裟!)、ホームシアターを作った。DVDの出始めの頃だ。液晶パネルによる単眼式ビデオプロジェクターもいいものが出始めていた。 かかった費用の半分はプロジ... 2021.09.18 食、趣味、その他
詩、ことば、文学 「52ヘルツのクジラたち」は、完全なるキャラクター小説 9月12日 評判のいい小説なので読んでみた。評判通り面白かったし、感動もした。そして思った、これは完全なるキャラクター小説(僕の造語。登場人物がすべてキャラクター設定され、その枠内だけで行動する小説)だと。 授業で漱石の「こころ」をやると... 2021.09.12 詩、ことば、文学